内視鏡に関するQ&A


胃内視鏡検査は苦しいと聞きましたが・・

一般的には、経口で行う胃内視鏡検査は、嘔吐反射の引き金になる、喉元に内視鏡が接するので辛い、と言われているようです。一方、経鼻胃内視鏡検査は、嘔吐反射を引き起こす部分に触らないので楽と言われています。しかし、現在の内視鏡は細く、柔らかく、経口で行ってもそれほど苦しくありません。

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眠っている間に内視鏡検査が終わる方法は取れますか?

検査前に、鎮静剤の注射を十分に効かせる事で、眠ってる間に検査を終わらせる事はできます。ただ、検査後に麻酔を覚ます注射が必要になったりします。そもそも、そこまでする必要は無いと、考えています。でも、「どうしても!」と言われる患者さんには、意に沿うように検査しています。

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ピロリ菌は除菌したほうが良いのですか?

ピロリ菌という細菌が、幼少時に胃に感染し、その後、何十年と胃の中で炎症を起こします。いわゆる慢性胃炎です。この状態がさらに持続すると、萎縮性胃炎になり、ひいては胃がんが発生する事が分かりました。でも、以前は、何がなんでも除菌しなくてはいけない、という雰囲気ではありませんし、保険も使えませんでした。しかし、数年前からは、ピロリ菌の除菌をすることで、明らかに胃がんの発生を抑制できることが分かり、除菌治療、ピロリ菌の検査が保険適応になりました。

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ピロリ菌の検査が保険適応になったと聞き、受けて見たいのですが・・

ピロリ菌の検査が保険適応になりました。現在、当院でも、ピロリ菌の検査だけを目的に来院される患者さんが少なくありません。しかし、ピロリ菌の検査だけではなく、胃の内視鏡検査も同時に受けて欲しいのです。もしかしたら、既に、早期の胃癌が出来ているかもしれません。内視鏡検査を行い、胃に病変が出来ていないことを確認した後、ピロリ菌の検査を行い、ピロリ菌が存在すれば除菌治療を行うのが原則になっています。

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ピロリ菌の除菌治療をすれば、必ず退治できますか?

ピロリ菌の感染が確認された場合、菌を退治すべく除菌治療が開始されます。2種類の抗生剤と酸を抑える胃の薬、計3種類の薬を1週間飲んでもらいます。1回目の除菌を1次除菌と言います。1次除菌で、除菌が成功する方は70%+αと言った確立です。約30%の方は、2次除菌と言って、抗生物質の種類を変えて、再度、除菌治療を行います。

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便潜血反応は毎年受けていますが、いつも陰性です。大腸内視鏡検査を受けなくても良いでしょうか?

便潜血反応が陰性でも、大腸内視鏡検査を受けなくて良い、と言うことにはなりません。近年、ポリープ状に出っ張った癌ではなく、凹んだタイプ(陥凹型)の早期がんが増えています。このタイプは便潜血反応では捉えられません。また、盲腸、上行結腸といった右側の大腸では、便はまだ水様性なので、例え進行癌になっていても便潜血反応が陰性になってしまう事があります。一定年齢以上になったら3年に1度は大腸内視鏡検査をして頂くのが良いとされています。

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内視鏡の前の血液検査は必要ですか?

原則、感染症検査(肝炎など)のため、検査前に血液検査するのが原則です。ただ内視鏡の消毒のところでお答えしたように、最も厳密な消毒滅菌法を採用していますので、通常の観察であれば、検査前の血液検査は必須なものではありません。内視鏡的ポリープ切除のような処置、手術に準じたことをする場合は、血液検査は必須です。

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内視鏡の消毒は大丈夫ですか?

内視鏡は検査が終わるごとに、消毒滅菌します。
滅菌消毒の機種、原理はいろいろありますが、当院は、高水準消毒を採用していますので心配はいりません。

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便潜血反応が陽性になりました。でも私には痔があるので、痔からの出血だと思います。検査を受ける必要があるでしょうか?

痔から出血している可能性はあります。しかし,痔はきわめてありふれた病気(日本人の3人に一人は痔持ちです)であるため,痔があるからといって、その奥に病変が無い、とは言い切れません。そのため、専門医は痔のある場合でも大腸の検査を勧めます。

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大腸の検査を内視鏡ではなく、バリウム検査でしたいのですが?

本来、両方の検査を行うのがベストですが、目的が検査ということを前提とすれば、大腸内視鏡検査を選択すべきでしょう。大腸は曲がりくねっているため,重なりが多く,バリウム検査の死角が多いでのす。また平坦な大腸癌はバリウムでは見つけ難いという弱点があります。
また、検査前に十分に腸をきれいにしたつもりでも、残渣が残り、ポリープと鑑別がつきにくい事があげられます。

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