院長のブログ

2014年7月 2日 水曜日

便潜血反応で問題が無くても・・

目で見た限りでは、便に血が付いていなくても、顕微鏡レベルで出血している場合があります。この状態を捉えるのが便潜血反応と呼ばれる検査です。
別名、大腸がん検診とも言われています。



2日法と言って、2日間連続して採便し、検査するのが一般的です。
この便潜血反応が陽性に出たとき、すなわち便に顕微鏡レベルの僅かな出血が明らかになったときは、大腸内視鏡検査を行うことが不可欠です。

では便潜血反応が陰性、すなわち出血が認められない場合は・・

写真は、毎年、便潜血反応を行って、いつも陰性の方の盲腸の写真です。
全周に及ぶ進行がんを認めます。
この方は、下痢が続くので、念のため調べて欲しい、と来院されました。

大腸内視鏡検査の結果、診断が確定したのです。

この大腸がんと下痢の因果関係は無いと考えるべきです。

癌特有の症状はありません。
癌で命を落とさないためには、定期的にチェックする以外に手はないのです。

投稿者 鶴町クリニック

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